バイクに乗ってツーリングに行きたい。そんな風に漠然と思っていても、バイクのタイプは沢山あって、どれを購入すべきなのか迷ってしまいます。

そこで、ここではオンロードバイクの種類、特徴、そのお勧めタイプをご紹介します。

1.レーサーレプリカ(別名スーパースポーツ)

ガンガン峠を攻めてみたい女子にお勧め!

車体はフルカウルにシングルシート。レース用のバイクを市販に合わせた車体の軽いバイクです。

ライディングポジションが低めでかなりの前傾姿勢です。ステップもやや後ろにあって体重移動がしやすく、カーブでその真価を発揮します。

峠を攻める楽しみを十分に堪能できるバイクですが、かなりの前傾姿勢なので長距離のツーリングは少し辛いです。

欠点は、乗りこなすのに高度なライディングテクニックが必要な事、国産で新車購入できるの大型車だけと言う事でしょう。

車種としては、CBR600、YZF-R1、GSX-R750、ZX-12Rなどがあります。

2.ツアラー

ツーリングを楽しみたい女子にお勧め!

車体はフルカウルにタンデムシート付き。レーサーレプリカをツーリング仕様にした重量のあるバイクです。

ツーリング仕様なのでハンドル位置がレーサーレプリカよりもやや高く、きつ過ぎない前傾姿勢のライディングポジションが魅力です。

乗りこなすにはそれなりのライディングテクニックが必要ですが、慣れると徐々に乗りこなして行けそうなバイクです。

欠点は、新車のツアラーは国産車では大型の物が多い事ですが、中古市場で中型を探してみると気に入るバイクが見つかりそうです。

車種としては、CBR1100XX、FJR1300、RF400RV、ZZR400などがあります。

3.ネイキッド(別名ヨーロピアン)

バイクらしいバイクが好きな女子にお勧め!

車体はカウルなしのシンプルデザインに抜群の操縦性。バイクを良く知らない人でもバイクと言えば思い浮かべる正統派のバイクです。

教習車として使われるくらい操縦性がよく、ワインディングもスピードも申し分ありません。

欠点は、カウルがないので走行中の風を強く浴びてしまう事ですが、時速100キロ程度までなら女子でも十分耐えられるでしょう。

車種としては、CB400、XJR400、GSX1400、ZRX1200Rなどがあります。

4.アメリカン(別名クルーザー)

ゆったりとした遠出を楽しみたい女子にお勧め!

車体はカウルなしの高めのハンドル。広大なアメリカの直線道路をゆったりと長時間走るために作られたバイクです。

外観のインパクト感が強く、代表的なメーカーがハーレーダビットソン。足付きがよいので取り回しがしやすいです。

欠点は、400㏄以上のクラスでないと貧弱に見える事と、お値段が高い事でしょう。

車種としては、シャドウ750、DSクラシック1100、イントルーダー400、バルカンクラシック1500などがあります。

5.ビッグスクーター(別名ビクスク)

荷物を積んで楽々移動したい女子にお勧め!

車体は50㏄のスクーターを巨大化して雄々しくした感じで、取り回しも乗り心地も究極の楽ちんバイクです。

スクーターなのでギア操作なしの楽々運転、街乗りでも遠乗りでも疲れません。車体が大きいのでメットインもゆとりの収納スペースがあります。

純正状態でもそこそこスタイリッシュで、カスタムパーツでおしゃれにカスタマイズする事も可能です。

欠点は、ギア操作がない分バイクに乗っている感じがあまりしない事でしょう。

車種としては、フォルツァ、マジェスティT-MAX、スカイウェイブ400ジェンマなどがあります。