走る事に慣れてきたら、ソロで出かけませんか? ソロツーリングとは1人で出かけるツーリングです。

土日やまとまった休みを利用して、旅行がてらソロで気ままに出かけるのは、複数で出かけるのとは違った楽しみがあります。

1.ツーリングはプランを立てる所から

ソロツーリングはプランを立てる所から始まります。どこへ行くのか? 日帰りにするのか? 宿泊するのか?

目的地が決まったら、日帰りできるのか、宿泊が必要なのか考えましょう。ソロツーリングの1日の走行距離の目安は180㎞です。

180㎞とは、1時間で走行できる距離は30㎞が目安なので、6時間の走行時間が必要な距離です。途中の休憩を考えると8時間必要な距離です。

途中で観光するのなら、観光に必要な時間を加味して、走行距離を短くした走行計画を立てましょう。

朝、8時に出発して、夕方の5時には宿泊先に着く、もしくは自宅に帰って来るくらいが目安です。

走行ルートを選ぶ時は、ダートがない事を確認しましょう。オンロードバイクでダートを走るのはかなりキツイです。

さて、宿泊が必要な場合ですが、女子がソロでツーリングに出る場合、宿泊できる場所は限られています。

1人でも泊めてもらえて、安全な所となると、ビジネスホテルかユースホステルでしょう。

ビジネスホテルは1人部屋で気楽に泊まれますが、ユースホステルの場合は相部屋になる事を覚悟しましょう。

初めての人と相部屋はちょっと…と思うなら、ビジネスホテルをお勧めします。

2.ドキドキ、ワクワクのソロの決行

さあ、ソロで出かける当日です。お天気がよければ、ドキドキ、ワクワクのソロツーリングの始まりです。

しかし、日帰りの予定で、朝から雨が降っていて回復の見込みがないなら、その日は諦める事をお勧めします。

宿泊を予定しているなら、覚悟を決めてレインウェアに身を固めて、その日の観光は諦めて宿泊地を目指しましょう。

持って行く装備は、レインウェア、地図にスマホ、替えのグローブ。できれば、GPSロガーとマグボトルです。

走り始めたら、迷わないように、要所要所で地図を確認します。曲がり損ねたり、間違って曲がってしまった場合は、すぐに引き返しましょう。

ソロで走っていると、他のソロライダーに出会う事があります。

ソロライダーは、他のソロライダーに何となく親近感を持つので、方向が同じだと、何となく一緒に走ったりします。

そして、別れる時には、軽く手を上げて挨拶をして別れます。

観光していても、それは同じです。ソロライダー同士で写真を取って、メアドを交換する事もあります。素敵だとは思いませんか?

ソロで走る醍醐味は、気楽さと他のソロライダーとの出会いです。1度、その楽しさを味わったなら、止められないかも知れません。

でも、ソロでは、何かあっても1人で切り抜けなければなりません。くれぐれも、そこを忘れずに出かけましょうね。

3.帰ってきたら走行ルートの復習を

ツーリングが終わって帰って来たなら、走行ルートを確認しましょう。走行ルートは、GPSロガーで記録すると便利です。

どこを走ったのか、愛用の地図にマーカーを引いて行きます。

それが何になるのかって? それはライダーにしか分からない事なのですが、ライダーはどの道を走った事があるかが、結構重大事項なのです。

また、迷った場合、どこを迷走していたのか、地図でチェックする事によって、同じ所で迷う事を防ぎます。

以上、ソロの計画と実行でした。

ソロで出かけられるようなると、そろそろ一人前のライダーです。勇気を持ってソロで出かけてみましょう。