カッパを装備してボディは雨から守ったけれど、手と足はずぶ濡れになってしまった…。

ツーリングでは雨に降られてカッパを着ても、長時間雨に当たるとこんな事になってしまいます。それはイタダケませんね。

ここでご紹介するのは、装備品を雨から守るカッパ以外のオプショングッズです。

1.グローブカバー

グローブの上から装着する防水のカバーです。若干クラッチ操作がし難くなりますが、グローブが雨に濡れてしまうことがなくなります。

お値段は2千円前後のお手頃価格ですので、カッパの袋に一緒に入れて持ち歩きたい一品です。

しかし、出かける前から本格的に雨が降って濡れるのが分かっているなら、雨用の防水グローブで、しっかり装備を固めたい所です。

2.ブーツカバー

ブーツの上から装着する防水のカバーです。ゴム底が付いている物なら、バイクを降りてもそのまま歩けるので便利です。

お値段は3千円前後です、これもグローブカバー同様にカッパの袋に一緒に入れておきたい一品です。

ブーツは濡してそのまま放っておくと痛んでしまいますので、乾いた後にはお手入れが必要になります。ブーツカバーを使うとその手間が省けます。

3.ヘルメットの曇り止め

雨の日に走行していて困るのがヘルメットのバイザーの曇りです。これは視界が悪くなりとても危険です。

その対策グッズにヘルメットのバイザー用の曇り止めスプレーがあります。使い方は簡単。バイザーを外して内側にスプレーします。

スプレーが乾いたらヘルメットにバイザーを装着すればOKです。

車のフロントガラスの曇り止めでも代用できますが、ヘルメットのバイザーはプラスチックなので、プラスチックにスプレー可能な物にしてください。

しかし、よくある曇り止めスプレーよりも有効なのが、台所用中性洗剤です。

原液をバイザーの内側に垂らしてティッシュで塗り広げて乾かすと、意外や意外! 市販の曇り止めより効果があったりします。

ちなみに、数ある台所用中性洗剤の中でも「ママレモン」が一番効果が高くてお勧めです。

4.タンクバッグカバー

タンクバッグはツーリングの必需品です。カッパを入れたり、地図や、飲み物、その他細々した物を入れるバイクの大事な収納です。

タンクバッグは撥水性の物が多いので少しの雨なら中身が濡れる事はありませんが、本格的な雨の場合はカバーが必要です。

物によってはタンクバッグに付属していますが、ない場合は買ってタンクバッグに入れておきましょう。

別売りの場合のお値段は千5百円前後です。

5.意外と重宝、ゴミ袋

雨の日装備でマルチに使えるのが45リットルのゴミ袋です。ツーリングバッグを包んでタンデムシートに括り付けると荷物が濡れません。

簡易カッパの代わりにもなります。使用方法は簡単。底の中央部分を穴が丸くなるように20センチほど切り取ります。

次に、袋の左右を底から3センチほどの位置から穴が丸くなるように15センチほど切り取ります。

これを頭からかぶって手をだすと簡易ッカッバの出来上がりです。

また、この簡易カッパはがさばらない上に、風を通さないのでボディが温かく防寒具としてもかなり有効です。

少し恰好はよくないですが、冬場にセーターの上から着てライダージャケットを重ねると暖かく走れます。

どうでしょうか? お財布にゆとりがある時に、オプション品をそろえて、いざと言う場合の雨の日走行に備えましょうね。