ライダーは道に迷うのが宿命です。多くのライダーはツーリングに出る度に道に迷います。
迷ってしまっても恥ずかしがる事はありません。そこを切り抜けて目的地に辿り着けば、全ては楽しかった思い出になるのです。
さあ、地図とスマホを持ってツーリングに出かけましょう!
1.迷ったと思ったら、道路標識を探そう
迷った! と思ったら、最後に見た道路標識の場所まで戻りましょう。
行き先が書いてある青い道路標識を見つけられば最高ですが、道路番号の標識でも十分役に立ちます。
自分がどの道を走っているか分かった時の安心感! 涙が出そうになります。
地図で自分のいる道路を確認して、太陽の位置から自分がどちら向かっているのか推測します。そして、目的地へのルートを再確認して走り出しましょう。
走っていればどこかに出る? と思って闇雲に進むと行き止まりに当たってしまう事もあります。その悲しみは想像を絶します。
道を間違えた! と思ったらすぐに止まって、引き返すのが一番です。
2.スマホで現在地を確認しよう
最後に見た道路標識もどこにあったか分からない。道路番号の標識も無い…。そんな場合はスマホのGPS機能を活用しましょう。
グーグルマップが大体の現在地を教えてくれるので、自分の地図と照らし合わせて、現在地を推測します。
現在地が分かったら後は目的地へのルート計画を立て直すだけです。
え? グーグルマップって何? と言う人は、このサイトを見た後にグーグルマップを検索して、実際に体験してみてください。
地図とスマホを持って行けば、迷っても大体の場合は切り抜けられます。
3.集落を見つけたら恥ずかしがらずに人に聞こう
地図もスマホも持っていない場合は、これはもう人に聞くしかありません。最後に見かけた集落まで戻りましょう。
畑仕事をしているオジサンやオバサンがいてくれれば、即、挨拶をして、ココがどこなのか、どこに行けば大きな町や道にでられるのか教えてもらいましょう。
外に人がいない場合は、勇気をを出して民家の戸を叩きましょう。この時ヘルメットは脱いで手に持っていてください。
知らない人には戸を開けてくれない物ですが、いかにも道に迷った女子ライダー然としていれば大抵のお家では分かる範囲で道を教えてくれます。
その人が道を分からなくても、分かる人を教えてくれたりします。ありがたい事に困った女子ライダーには、親切にしてくれる人が多いのです。
4.交番か駐在所があったら駆け込もう
民家の戸を叩くのはちょっと…。と言う方は、交番か駐在所を探しましょう。
田舎の集落にはお巡りさんが常駐している駐在所があります。駐在所なら周辺の地図もありますし、道も詳しく教えてもらえます。
親切な駐在さんなら目印になる所まで案内してくれるかも知れません。
スピード違反の取り締まりはライダーの天敵ですが、交番や駐在所は女子ライダーの味方なのです。
いかがでしょう? 迷った場合の対処方法をご紹介しましたが、できれば迷わないのが一番です。
出かける前には地図をチェックして、走行ルートを確かめましょう。
走行中は、タンクバッグのクリアポケットに地図を開いて入れて、要所要所で止まってルートを確認しながら走りましょう。
そして、迷ってしまったら、落ち着いて迷走を楽しみながら対処してくださいね。