バイク焼けとは、皮膚を露出して走行して、露出部分が日焼けしてしまう事です。

例えば、指のないグローブ、半袖の上着、短パンなどで走ると、露出分がこんがりと焼けます。

バイクの基本は肌を出さない事です。ライダーが夏でも肌を出さずに重装備で走るのは、安全のためと日焼けしないためなのです。

一度焼いてしまうと分かりますが、真夏に半日、焼いてしまうと、殆ど火傷状態になってしまいます。痛いですし、非常にカッコ悪いです。

以下の注意事項を守って、バイク焼けを防ぎましょう。

1.必ずグローブを装着しよう

必ず指先まで覆うグローブを着用しましょう。安全面でも、日焼け対策としても、指のないグローブはお勧めできません。

指先だけが真っ黒に日焼けしてしまい、女子的に非常にカッコ悪いです。

「バイク焼けだから」なんて、誇らしげに言ってはいけません。ライダー目線で見てもカッコ悪いです。

2.ブーツを着用しよう

足を日焼けから守ってくれるのがライダーブーツです。ブーツはショート丈ではなく、ふくらはぎまで隠れる丈の物がよいでしょう。

ふくらはぎまで長さがあれば、Gパンの裾がブーツに入るので、ショートソックスでも肌が隠れます。足に日焼けの線が付く心配はありません。

3.スニーカーの場合は、ハイソックスをはこう

ちょっとそこまで、と言う場合はブーツは大げさと思うかもしれません。

そんな時はスニーカーで走行する事になりますが、スニーカーの場合、ハイソックスを履かないと、足首から上が少し出てしまします。

ショートソックスを履いているなら、ひと手間かけてハイソックスに履き直しましょう。足首に黒い線が付くのは、女子としてイタダケません。

4.ライダージャケットを着用しよう

薄くてもよいので長袖のライダージャケットを着用しましょう。ペラペラの布でも皮膚を覆っていれば、かなり日焼け止め効果があります。

それでも真夏の日差しのキツイ時期は、日差しが薄い布を通ってしまうので、腕には日焼け止めを塗るのがお勧めです。

日焼け止めは、汗で流れてしまいがちなので、まだら焼けしたくなければこまめに塗り直しが必要です。

肌を守るライダージャケットは、1万円前後からありますので、夏物、春秋物、冬物と揃えておきたいですね。

5.半ズボンは厳禁です

暑いからと言って半ズボンでバイクに乗ってはいけません。

真夏には時々、半そで半ズボンでバイクに乗っている人を見かけますが、危ない上に日焼けをしてしまいます。とてもお勧めできません。

暑くても長ズボンをはいて、日焼けを防ぎましょう。

真夏にTシャツの袖をめくって、指のないグローブで走るのがカッコイイなんて思っていませんか?

それは非常に危険で正統派ライダーから見るとカッコ悪い上に、バイク焼けをして、後になってもカッコ悪いです。

それに、真夏に直接日光に肌をさらすより、肌を出さない方が暑くありません。

快適さの上でもグローブ、ブーツ、ライダージャケットで固める方がベターなのです。